西の京やまぐちの息吹を感じられる
5ヶ所の史跡を回るコース
室町時代、西日本に大きな影響力を持った守護大名の大内氏は、大陸と今日の文化を融合させた独自の「大内文化」を作り出すとともにやまぐちの町の基礎を築きました。山口市にいまなお残る面影を、歩いて回ってみてはいかがでしょうか?
所要時間:徒歩3時間程度
【おすすめルート】

常栄寺雪舟庭
大内教弘が当主であった1450年頃、30代の雪舟は山口に移ってきたと言われている。1467年大内氏が派遣した遣明船で中国へ渡り、水墨画を学んだ。山口市内には雪舟が作庭したと言われている常栄寺庭園や常徳寺庭園、さらに雪舟が居住したアトリエ「雲谷庵」が再建されている。
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国宝瑠璃光寺五重塔
足利義満と戦い(応永の乱1399年)戦死した大内義弘を供養するため弟の盛見が1442(嘉吉2)年に創建した五重塔。屋根を檜皮葺にして、優美な曲線を作り上げ、軽やかに見せている。日本三名塔の一つ。
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八坂神社
大内弘世が京都の祇園社から神霊を分けてもらったと伝わる由緒ある神社。赤い大鳥居が目印。
弘世の時代に、疫病が流行し、そのために建立した。本殿は国の重要文化財。
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大内氏館跡(龍福寺)
大内氏の政務の本拠地。西北には大内義隆の時に造られた「枯山水庭園」が。東南部には義隆の父、義興が作ったと言われる、南北約40m、東西約20mの「池泉庭園」が復元されている。大内氏滅亡後は龍福寺の地に。
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サビエル記念聖堂
キリスト教(イエズス会)の宣教師として来日したフランシスコ・サビエルは1550年に大内義隆に謁見し、キリスト教の布教の許可を得た。1949年にサビエル来日400年を記念して山口サビエル記念聖堂が建てられた。1991年火事で焼失。1998年現在の建物に再建された。
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